AI Studioでテーブルを作成する

列を明確にし、欠損値を推測せずに、編集可能な比較表、チェックリスト、評価表、抽出データ、計画表を作成します。

テーブルが役立つのは、すべての行が同じ問いに答えるときです。1行がベンダーなら、どのベンダーにも同じ項目が必要です。1行がアクションなら、ステータス、担当者、期限のルールを揃えます。この設計がなければ、AIは見た目だけ整った作り直しの必要な表を返します。

行と列そのものが成果物になる比較、チェックリスト、評価表、データ抽出、一覧、実行計画には、AI Studioのテーブルを選びます。結果はスプレッドシート形式のキャンバスオブジェクトとして編集できます。

要約

  1. テーブルを置く編集可能なキャンバスを開きます。
  2. AI Studioに使わせるソースオブジェクトを選択します。
  3. AI Studioを開き、テーブルを選びます。
  4. 必要に応じてアップロード済みの添付ファイルや公開URLを追加します。
  5. 列見出し、1行が表すもの、行の順序、値がない場合の表記を決めます。
  6. 送信を選びます。
  7. 数値、単位、スコア、担当者、空欄を中心に、各行をソースと照合します。

たとえば次のように依頼します。

添付した提案書から比較表を作成してください。1行目は「ベンダー」「価格」「契約期間」「含まれるサポート」「主なリスク」「ソース」とします。ベンダー1社につき1行です。通貨と単位は変更せず、記載がない値には「記載なし」と書いてください。スコアや推奨は推測しないでください。

次の動画では、キャンバスのコンテキストから編集可能なテーブルを作成する流れを確認できます。

最初にプレースホルダーが表示され、完成するとスプレッドシート形式のオブジェクトに置き換わります。ソースデータとして扱う前に、セルを確認してください。

表そのものが成果物の場合だけテーブルを選ぶ

テーブルドキュメントより用途が明確です。説明よりも、全項目で同じフィールドを保つことが重要な場合に使います。

必要なもの適した種類理由
比較表、チェックリスト、評価表、一覧、アクショントラッカーテーブル各項目が同じ列構成に従います。
説明、根拠、小さな比較表を含むレポートドキュメント文章が中心で、表は補助です。
見出しごとに異なる種類の情報を持つリストドキュメント異なる情報を同じ表に押し込むと分かりにくくなります。
グラフ、図解、インフォグラフィック画像関係を視覚的に伝える必要があります。
閲覧するダッシュボードやインタラクティブなワンページャーウェブページセルだけでなくページとしての動きが必要です。
成果物の形式も選んでほしい自動依頼とコンテキストから種類を判断させます。

ドキュメント内で「表を入れて」と依頼すると、文章と表を含むドキュメントができます。テーブルを選ぶと、セルが主な成果物となる独立したスプレッドシート形式のオブジェクトができます。

判断理由を長く説明する必要があるならドキュメント、すべての選択肢を同じ項目で評価できるならテーブルを選びます。

ソースコンテキストと表の設計から始める

デスクトップではAI Studioパネル、対応するスマートフォンや狭い画面ではキャンバスのツールバーからAI Studioを開きます。編集権限と使用可能なワークスペースのAIクレジットが必要です。

選択したキャンバスオブジェクト、プロンプト、アップロード済みの添付ファイル、公開URLからテーブルを作成できます。添付は最大10件で、各ファイルから最大20 MBをコンテキストとして読み込みます。キャンバスオブジェクトは最大20個まで選択できます。

選択はソースコンテキストです。選択したオブジェクトは変更せず、表示中のキャンバス領域の近くに新しいテーブルを作成します。

送信前に4点を決めます。

  1. 見出し: 列を必要な順序で指定します。
  2. 行のルール: 1行が1社、1要件、1タスク、1件のソースレコードなど、何を表すかを決めます。
  3. 並び順: ソース順、優先度順、日付順などを指定します。
  4. 欠損値のルール: 記載なし不明該当なし要確認など、見て分かる表記を選びます。

AI Studioのテーブルは最大20行、6列です。見出し行も20行に含まれるため、データ行は最大19行です。ソースが多い場合は範囲を絞る、複数のテーブルに分ける、優先度の高い行から抽出する方法を選びます。

テーブルの目的に合わせて依頼する

構造化された事実を抽出する

添付ファイルから契約条件を抽出してください。1行目は「ファイル」「発効日」「更新」「通知期間」「料金」「ソースページ」です。契約1件につき1行とし、日付と通貨はそのまま写してください。値がない場合は「記載なし」と書いてください。

推測が仕事の一部でない限り、AIに空欄を埋めさせないでください。もっともらしい値で埋まったセルは、正直な欠損値より危険です。

選択肢を比較する

選択したツールを比較してください。1行目は「ツール」「主な用途」「導入工数」「共同作業」「エクスポート」「根拠」です。ツール1つにつき1行とし、主張は中立でソースに基づくものにしてください。不明確な場合は「要確認」と書いてください。

表の後に理由を含む推奨事項が必要なら、ドキュメントを選んで文書内に比較表を入れるよう依頼します。

チェックリストを作る

ローンチ準備のチェックリストを作成してください。1行目は「確認項目」「合格条件」「担当者」「ステータス」「根拠」「メモ」です。確認項目1件につき1行とし、選択した計画書だけを使ってください。担当者が明記されていなければ「未指定」、ステータスが明記されていなければ「要確認」とします。

記載のないステータスを完了にしたり、担当者を作ったりさせないでください。

評価表を作る

ベンダー評価表を作成してください。1行目は「ベンダー」「セキュリティ」「信頼性」「サポート」「価格」「合計」です。1から5で評価します。添付した評価に十分な根拠がある場合だけ採点し、それ以外は「未評価」と書いてください。必要なスコアが1つでも欠ける場合は合計を計算しないでください。

AIの判断で採点する場合は、各スコアの基準を指定し、自分ですべて確認します。評価基準のない数字は、客観的に見えるだけです。

実行計画を作る

選択したプロジェクトノートを実行計画のテーブルにしてください。1行目は「作業項目」「担当者」「期限」「依存関係」「ステータス」「ソース」です。作業項目1件につき1行とし、日付の表記は変えないでください。担当者や期限がなければ「未指定」とし、依存関係やステータスは推測しないでください。

仕事の意義を説明する提案書ならドキュメント、実行中に更新する行ならテーブルを使います。

行と列を揃える

  • 見出しは最初の行に置き、短くします。
  • 1行には1つの対象またはアクションを置きます。
  • 1列には同じ種類の値だけを入れます。
  • 費用(USD)期間(日)のように単位を見出しに含めます。
  • ソースで可能なら日付形式を統一します。
  • 担当者、ステータス、期限を1つのセルにまとめません。
  • 空欄、ダッシュ、推測を混ぜず、欠損値の表記を統一します。
  • 検証が重要ならソースまたは根拠の列を作ります。

2つの明確な列に分けられる内容を詳細列へまとめないでください。ただし6列使えるからといって、不要な列を増やす必要もありません。すべての列が実際の判断や次の行動を支えるべきです。

セルごとに結果を確認する

確認項目起こり得る問題
見出しの意味行によって異なる種類の値が混ざったり、意味が変わったりする。
行の網羅性重要な記録が抜ける、重複する、複数件が1行にまとめられる。
欠損セルもっともらしい値を推測する、または意味の分からない空欄になる。
数値と単位通貨、割合、期間、合計が誤って転記または計算される。
名前と担当者言及されたチームが担当者だと誤認される。
スコア明示されていない基準で評価する、または不十分な根拠を低評価として扱う。
ソース違うファイル、ページ、URL、オブジェクトの主張を使う。

精度が重要なら各行をソースと照合し、ソースまたは根拠の列を残します。確認できないセルは、確実に見える状態で放置せず明示します。

レビュー後はキャンバス上でセルを直接編集できます。既存テーブルをAIで限定的に直す場合は、AIバージョンバッジまたはオブジェクトチャットから範囲を指定します。

価格と契約期間の列を添付した提案書と照合してください。そのセルだけを変更し、値がなければ「記載なし」としてください。

再抽出ではなく表の設計にクレジットを使う

完成したテーブルを削除してもクレジットは戻りません。送信前に、必要最小限のソースを選び、見出しと行のルールを決め、対象レコードを絞り、欠損値の表記と採点基準を指定してください。検証が必要ならソース列を加え、20行または6列を超える仕事は分割します。

数セルだけの修正は再生成より直接編集する方が安く済みます。全行で設計が違うならプロンプトを直して一度だけ再生成し、3つのセルだけが違うならそのセルを直すか、対象を絞ったオブジェクトチャット編集を使います。

テーブル生成が期待どおりに動かない場合

問題確認すること
表ではなく文章になったテーブルを明示的に選び、見出しと行のルールを指定します。
横に広すぎる、重要な項目がない6列以内で判断に必要な項目を優先し、補足は別のテーブルまたはドキュメントに分けます。
行が抜けている合計20行以内にし、ソース範囲や対象レコードを絞ります。
セルに推測が入っている欠損値のルールと、根拠のない値を推測しない指示を追加します。
見出しとセルがずれている1行目:に続けて見出しを順番に書き、1行が何を表すか指定します。
スコアが恣意的に見える評価基準と根拠の条件を示すか、採点をやめてソースの事実を比較します。
ソースファイルが使われなかったアップロードの完了、対応形式、コンテキスト上限、選択したオブジェクトを確認します。
分析も必要だったドキュメントを選び、文章と小さな表を依頼します。
プレースホルダーが処理中のまま待ってからキャンバスを更新し、同じ依頼を重複して送信しないでください。
クレジットでブロックされたもう一度試す前に、管理者へお支払いでクレジットを追加するよう依頼します。

処理中のテーブルのプレースホルダーを削除するとタスクをキャンセルできます。サポートに問い合わせる場合は、キャンバスのリンク、おおよその依頼時刻、プロンプトの要約、予定した見出しと行数、添付ファイルの種類、プレースホルダーの有無、クレジットがブロックまたは消費されたかを伝えてください。必要と明示されない限り、非公開のファイルや顧客データは送らないでください。

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