AI Studioでオーディオを作成する

キャンバスの素材から解説、インタビュー、ポッドキャスト、ストーリーを作り、共有前に録音と文字起こしを確認します。

読むことに向く素材がある一方で、耳で聞く方が伝わる素材もあります。移動中に聞くプロジェクトの進捗、デスクから離れたクライアントが確認する商品ストーリー、箇条書きを重ねるより議論の弱点が見えるインタビュー形式の解説などです。

聞く体験そのものが成果物に含まれる場合は、オーディオを選びます。AI Studioはプロンプトとソース素材から、波形付きで再生できるキャンバスオブジェクトを作成します。文字起こしが生成されると、レビュー用の文字起こし表示も利用できます。

要約

編集可能なキャンバスを開き、オーディオを選んでプロンプトとソース素材を追加します。スタイル長さを選び、送信します。プレースホルダーの処理が終わったらオーディオのプレビューを開き、キャンバスを共有したり録音をダウンロードしたりする前に、波形文字起こしの両方を確認してください。

声で届ける仕事にオーディオを使う

オーディオはドキュメントを飾るための形式ではありません。受け手が情報を受け取る方法を変えます。話す速さ、声、画面を見ずに聞ける引き渡し方に意味がある場合に使います。

必要なもの選ぶ種類理由
編集、引用、拾い読みをするブリーフドキュメント見出し、リンク、正確な文言を修正しやすく保てます。
行と列で並べる事実テーブル語り方より構造が重要です。
1つのビジュアル方向性やキャンペーン素材画像アイデアをひと目で伝える必要があります。
ナレーション付きの説明、会話、ストーリーオーディオ声とペースが成果物の一部です。
レビュー担当者が開いて操作する結果ウェブページレイアウトとページ体験が重要です。

週次の経営報告を会議の合間に聞いてもらうなら、オーディオが役立ちます。日付を承認し、文章を計画書に引用し、行ごとに修正する必要があるなら、同じ報告でもドキュメントのままにします。

作成前にアクセス権を確認する

項目詳細
利用できる環境Webアプリとデスクトップアプリの、編集可能で埋め込みではないキャンバス。
オーディオを作成できる人キャンバスの編集権限を持つワークスペースメンバー。
作成できない人ゲスト、外部共同編集者、閲覧のみまたはコメントのみの権限を持つ人。
処理が始まる条件送信時にワークスペースのAIクレジット確認が完了すること。
結果が置かれる場所現在のキャンバスに生成されるオーディオオブジェクト。

AI Studioが見つからない場合は、キャンバス本体を開いているか、編集権限があるかを確認します。ゲストや外部のレビュー担当者が必要とするオーディオは、ワークスペースメンバーが作成します。

録音を作成する

  1. オーディオとソース素材を置くキャンバスを開きます。
  2. 録音に使うノート、ドキュメント、画像、テーブル、以前の生成結果を選択します。
  3. AI Studioオーディオを選びます。
  4. プロンプトに読者、目的、話者の構成、変えてはいけない事実、発音に注意する用語を書きます。
  5. ソースがキャンバス上にない場合は、ファイルまたはHTTPSリンクを追加します。すべてのアップロードが終わるまで待ちます。
  6. スタイル長さを選びます。
  7. 送信を選びます。AI Studioが構成と音声を作る間、処理中のオブジェクトがキャンバスに置かれます。
  8. 再生できるようになったらオブジェクトへ戻り、録音と文字起こしを確認します。

再生可能なファイルより先にタイトルが表示されることがあります。再生コントロールが出るまでは処理中として扱ってください。

聞いてもらう目的に合わせてスタイルを選ぶ

5つのスタイルはすべて同じオーディオ生成経路を使います。スタイルは素材の構成を指示するもので、別の製品や品質段階へ切り替える設定ではありません。

スタイル適している場合プロンプトで指定すること
自動形式より結果を優先する。読者と目的を伝え、適切な構成をAI Studioに選ばせます。
解説難しいテーマを具体的な流れで説明する。聞き手の前提知識、中心となる問い、必ず含める例。
インタビュー質問と回答で専門性や意見の違いを追いやすくする。司会者の役割、話し手の視点、単なる繰り返しではなく論点を深める質問。
ポッドキャスト導入、会話のリズム、結論までの流れを持つ2人の会話を作る。エピソードの主題、想定する聞き手、最後に残す1つの考え。
ストーリーテリング変化の過程や事例を物語として伝える。舞台、転換点、根拠、結末。

分かりやすさを優先するなら解説、会話の動きを出すならポッドキャストを使います。1人が質問し、もう1人が専門的な説明を担うならインタビュー、順序や感情の動きに意味があるならストーリーテリングが適しています。

話者数が重要ならプロンプトに明記します。スタイル名だけで配役まで決めさせず、1人のナレーター2人のホストと指定してください。

長さは構成を決める目安として使う

長さ適した用途
自動プロンプトとソースの密度から扱う範囲を決めさせます。
短め焦点を絞った更新、紹介、短いクリップ、1つの論点。
中くらい根拠や例を含む一通りの説明または会話。
長め展開、例、つなぎを増やした深い内容。

これらの選択肢は、扱う内容の量と全体の流れを決めます。再生時間の上限ではありません。実際の長さは、ソース、台本、話す速さ、最終的な録音によって変わります。

正確な目標時間がある場合は、長さの選択に加えてプロンプトにも書きます。たとえば1人のナレーターで約90秒のブリーフィングを作成してくださいと指定します。目標時間を保証値とせず、完成後に実際の再生時間を確認してください。

聞く価値のあるソースを渡す

AI Studioはプロンプト、選択したキャンバスオブジェクト、アップロード済みの添付ファイル、URLを一緒に利用できます。素材を少数に絞るほど、録音の焦点が明確になります。

コンテキスト適した用途
選択したキャンバスオブジェクトレビュー中のノート、テーブル、画像、下書きに録音を結び付けます。
添付ファイルキャンバスにないブリーフ、PDF、文字起こし、スプレッドシートなどの完成したソースを追加します。
HTTPSリンクサービスからアクセスできる公開素材を追加します。非公開、期限切れ、ブロックされたページは安定したソースになりません。
プロンプト読者、聞く状況、構成、話者数、言語、目標時間、変えてはいけない事実を指定します。

関連が薄い6つのファイルを渡して「ポッドキャストにして」と依頼しないでください。話の中心となるソースを選び、最後に聞き手が何を理解または判断すべきかを伝えます。

例:

選択したローンチブリーフとリスク表を、営業チーム向けの2人による解説にしてください。顧客の課題から始め、3つのローンチリスクと担当者を説明し、日付と指標は変更せず、今週金曜日に必要な意思決定で締めくくってください。

このプロンプトには読者、話の軸、事実の境界があります。雰囲気を表す形容詞を増やすより、この3点が後の修正を減らします。

長いオーディオはバックグラウンドで完成を待つ

オーディオ生成では、素材の整理、話す構成の作成、音声の生成、再生ファイルの組み立てを行うため、ドキュメントより時間がかかります。処理中のオブジェクトが、キャンバス上でタスクの状態を示します。

依頼が受け付けられた後はキャンバスを離れても構いません。タスクはサーバーで続くため、同じキャンバスへ戻って確認します。最初のオブジェクトが処理中だからといって、同じプロンプトをもう一度送信しないでください。処理が速くなるのではなく、クレジットを使う別の依頼が増えます。

処理を中止する場合は、処理中のオブジェクトを削除します。削除はキャンセル操作ですが、すでに始まった外部処理の取り消しやクレジットの返還を保証するものではありません。完成した録音を削除してもクレジットは戻りません。

文字起こしを開いて聞き直す

完成したオーディオオブジェクトのプレビューを開きます。プレーヤーには通常の再生コントロール、再生速度、波形があります。文字起こしが利用できる場合は、波形文字起こしのタブを使って同じ録音を2つの方法で確認します。

クライアントや大きなチームへ渡す前に、次を確認します。

  1. 冒頭と結びを聞き、ソースを並べ直しただけでなく、約束した論点に答えているか確認します。
  2. 名前、製品用語、日付、数値、発音をソースと照合します。
  3. 音声では聞き流しやすい主張を文字起こしで確認します。
  4. 通常速度でペースを確認します。再生速度はレビューに使い、長すぎる台本を隠すためには使いません。
  5. 非公開メモ、顧客データ、聞き手に伝えるべきでない社内前提が含まれていないか確認します。

文字起こしはレビューを助けるもので、時間同期された字幕ではありません。共有前に録音そのものを判断してください。

クレジットとの兼ね合いを理解する

オーディオ生成を実行するとワークスペースのAIクレジットを使います。最終的な消費量には、ソースの量や音声処理を含む実際の作業が反映されます。短め中くらい長めには、作成画面で固定のクレジット見積もりは表示されません。

目的を満たす最短の形式を選び、小さな文言の修正だけで録音全体を再生成しないでください。近い結果は直接編集するか、対象を絞ったオブジェクト単位の操作で直します。実行後の正確な履歴はAIクレジット履歴で確認します。

オーディオが完成しない、または内容が正しくない場合

タイトルはあるが再生コントロールがない。 オーディオはまだ処理中です。オブジェクトを残したまま、後で戻ってください。

想定より大幅に長い、または短い。 最も近い長さを選び、目標時間と簡潔な構成をプロンプトに追加します。長さは構成を指示するもので、完成ファイルを秒単位で切りそろえる設定ではありません。

話者数が違う。 1人のナレーター2人のホスト、または具体的なインタビューの役割をプロンプトに書きます。

名前や事実が間違っている。 文字起こしをソースと照合します。近い結果は対象を絞った追加依頼で修正するか、整理したコンテキストから新しいバージョンを作ります。自然な音声を事実の根拠にしないでください。

ファイルが使われなかった。 送信前にアップロードが完了していたか確認します。失敗した添付ファイルを削除し、もう一度添付してください。

キャンバスへ戻っても処理中のまま。 キャンバスを一度更新し、元のオブジェクトは残します。処理が進まなければ、ワークスペース名、キャンバスのリンク、おおよその送信時刻、出力タイプ、プロンプトの要約、添付ファイルの種類を添えてサポートに問い合わせてください

再生に失敗する。 プレビューを更新し、処理が完了しているか確認します。それでもプレーヤーにエラーが出る場合は、同じタスク情報を添えてサポートに問い合わせてください。サポートから必要最小限の証拠を求められない限り、非公開のソースファイルは送らないでください。

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