AI Studioで画像を作成する

画像品質を選び、参照画像、枚数、スタイル、比率を設定して、クレジットを無駄にせずキャンバス上で結果を確認します。

画像の依頼は「もっと高級感を出して」のような短い一言から始まりがちです。役に立つ情報は、その一言の周りにあります。どの商品をひと目でわかる形で残すのか。方向性を見るラフなのか、キャンペーンの最終ビジュアルなのか。読める文字が必要なのか。細部の描き込みより速さを優先するのか。

要約

画像を選び、最初は画像品質、スタイル、比率を自動のまま、枚数を1にします。残すべき特徴があるときだけ参照素材を追加し、被写体、構図、見る人、変えてはいけない要素を書きます。画像品質を上げたり枚数を増やしたりする前に、最初の結果を確認してください。

キャンバスに配置して比較し、コメントを付けて共有できるビジュアルが必要なら、AI Studioで画像を選びます。テキストから新しい画像を作ることも、選択・添付した画像を参照にして作ることもできます。選んだ画像品質によって、生成にかかる時間、細部の描き込み、使うAIクレジットの量が変わります。

主な目的がビジュアルでない場合は、別の出力を選びます。

必要なもの適した種類
ブリーフ、提案書、要約、長い説明ドキュメント
行と列で管理する構造化データテーブル
開いて確認するワンページャー、商品ページ、インタラクティブなプレビューウェブページ
音声による下書きやポッドキャスト形式の結果オーディオ
プロンプトと参照からAI Studioに形式を選ばせる自動

全体の作成フローはAI Studioでコンテンツを作成するを参照してください。この記事では画像に絞って説明します。

まずは役立つ下書きから始める

  1. 画像を置くキャンバスを開きます。
  2. AI Studioで画像を選びます。
  3. 最初は画像品質、スタイル、比率を自動のままにします。
  4. プロンプトと参照の方向性が固まるまで、枚数は1にします。
  5. 特定の要素を残す必要がある場合だけ、キャンバスオブジェクトを選択するか画像を添付します。
  6. 被写体、構図、見る人、ビジュアル表現、変えてはいけない点を書きます。
  7. 送信し、追加で生成する前にキャンバス上の画像を確認します。

この流れなら、最初の判断を小さく保てます。弱いプロンプトを枚数4にしても、弱い結果が4枚に増えるだけです。ほとんど捨てる前提で方向性をいくつか試すとわかっているなら、自動に判断を任せず、自分で下書きを選びます。

用途に合わせて画像品質を選ぶ

画像品質は、スタイル、比率、枚数と同じオプションの列にあります。どの選択肢も画像の用途を表していて、メニューにはそれぞれ1行の説明が付いています。

AI Studioで画像品質メニューを開いた状態。自動(リクエストに合う品質を選択します)、下書き(初期のビジュアル案に使用します)、標準(通常の画像作成や参照画像の編集に使用します)、高精細(複雑なレイアウトや細部の表現に使用します)が並んでいる
選択肢使う場面期待できること
自動ほとんどの初回生成。AI Studioがプロンプトと参照を読み、その依頼に合う設定を選びます。そのため、依頼によって選ばれる設定が変わることがあります。
下書き構図や雰囲気、参照の方向が合っているかを試すとき。方向性をすばやく確かめるための設定です。通常は標準より速く、使うAIクレジットも少なめです。出力は1Kのみなので、最終ファイルではなくラフとして扱います。
標準ソーシャル用のカード、シンプルな図解、商品はそのままに背景だけを変えた画像など、日常的なビジュアル。日常的な画像を仕上げるための設定で、下書きより細部が豊かで解像度も高くなります。
高精細文字の多いインフォグラフィック、複数コマのストーリーボード、プレゼンのキービジュアルなど、密度の高いレイアウトや細かな描写。細部が出来を左右する最終成果物のための設定です。通常は標準より時間がかかり、使うAIクレジットも多めです。レビューを通った方向性に絞って使います。

どれを選んでも、次の2点は変わりません。

  • どの選択肢でも、選択したキャンバス画像と添付画像を参照として使えます。品質を切り替えても、参照が使えなくなることはありません。
  • どの選択肢でも同じ5つの比率を選べるため、品質を変えても比率はリセットされません。

メニューに価格は表示されません。AIクレジットは完成した画像ごとの実際の使用量から決まるため、送った参照、生成された画像、枚数のすべてが合計に影響します。通常、下書きは標準より少なく、高精細は標準より多くのクレジットを使います。ワークスペースで使ったクレジットの確認方法は、AIクレジットを理解するを参照してください。

枚数、スタイル、比率を意図して設定する

枚数

枚数は1、2、4枚から選べます。1枚増やすごとに別の生成処理が始まり、クレジットの消費も増えるため、初期値は1枚です。

  • プロンプト、参照、画像品質を試している間は1にします。
  • 方向性が固まり、バリエーションが必要になったら枚数を増やします。
  • 高精細では少ない枚数で作り、大きなバッチを繰り返さずに最良の結果を残します。

結果ごとにプレースホルダーが作られます。複数画像の依頼では、処理中のプレースホルダーを1つ削除するとその枠だけがキャンセルされ、すべて削除すると残りのタスク全体がキャンセルされます。

スタイル

スタイル適している場合
自動プロンプトに見た目が書かれている、または参照の解釈をALLOに任せる。
コミックコマ、キャラクター、グラフィックストーリーとして見せる。
インフォグラフィック情報の階層、ラベル付きセクション、説明する構図が必要。

スタイルは方向性であり、具体的なプロンプトの代わりにはなりません。インフォグラフィックを選んでも、伝える内容、見る人、情報の階層、載せる事実は必要です。

比率

比率適した用途
自動プロンプトと参照から形を決めます。
正方形(1:1)アイコン、ロゴ、プロフィール画像、小さな比較。
横向き(16:9)スライド、バナー、動画カバー、横長のプレゼン素材。
縦向き(9:16)ストーリーズ、Reels、ショートなどの縦型ソーシャル形式。
ポートレート(3:4)ソーシャル投稿、縦長カード、ポスター。
クラシック(4:3)インフォグラフィック、ビジュアルブリーフ、一般的なプレゼン素材。

自動は、依頼に合わせて5つの比率から選びます。画像をどこで使うかが決まったら、比率は自分で設定してください。違う形で作った画像をカバー用に切り抜いても、たいていうまく収まりません。

AI Studioが使える参照素材を渡す

よい画像プロンプトは、次の5つに答えます。

  1. 被写体は何ですか?
  2. 構図では何を見せますか?
  3. 誰に見せる画像ですか?
  4. どのようなビジュアル表現にしますか?
  5. 何を変えずに残しますか?

たとえば次のように書きます。

クライアント向けプレゼン用に16:9のローンチ画像を作成してください。参照#1のボトル形状とラベルを保ち、参照#2の暖かい琥珀色を使います。商品を右に置き、左にタイトル用の余白を設け、画像内には文字を追加しないでください。

このプロンプトは、残す商品の特徴、スタイル、レイアウト、制約を分けて伝えています。「高級感を出して」だけでは、その4つをすべて推測に任せることになります。

添付ファイルには、選択したキャンバスオブジェクトより先に番号が付くため、#1や#2といった参照がはっきりします。複数の画像に別々の役割がある場合は、この番号で指定してください。残すのは結果に影響する参照だけです。雰囲気の画像、商品画像、古いレイアウト、関係のないスクリーンショットを1つの依頼に入れると、4つの指示がぶつかり合います。

参照素材をどこまで保つ必要があるかに合わせて、画像品質を選びます。

  • さらにクレジットを使う前に、プロンプトと参照の方向が合っているかを確かめるなら下書き。
  • 背景、光、季節を変えても商品はそのまま残す、といった通常の参照編集には標準。
  • レイアウトの密度が高いとき、画像内の文字が重要なとき、外部レビューに出すときは高精細。
  • どれも決め手にならないときは自動。

この動画では、参考画像とキャンバスのコンテキストから画像を作り、元の素材の隣に完成した画像が置かれるまでを確認できます。

AI Studioでキャンバスの参照素材から画像を生成する

再試行ではなく判断にクレジットを使う

コストのかかる作業は、次の順で進めます。

  1. 枚数を1にし、画像品質、スタイル、比率を自動にしてプロンプトを書きます。
  2. 最初の構図を生成します。
  3. 品質を上げる前にプロンプトを直します。足りない被写体、レイアウト、参照番号、制約を追加します。
  4. まだ方向性を比べている段階では下書きを選びます。プロンプトが機能するかを、通常はより速く、少ないクレジットで確かめられます。
  5. 方向性が固まり、より細かな仕上がりが必要になってから高精細に進みます。
  6. 安心のためではなく、役立つ代案が必要なときだけ枚数を増やします。

ほぼ完成した結果をAI Studioにもう一度作り直させるより、手で直した方が安く済むことがあります。ラベル、切り抜き、キャンバス上の小さな要素だけが違うなら、できるだけ直接修正してください。

完成した画像を削除してもクレジットは戻りません。成功した結果は、気に入らなかった場合も、削除した場合も、別のバージョンを生成した場合もクレジットを消費することがあります。ワークスペースの残高と履歴については、AIクレジットを理解するを参照してください。

キャンバスで進行状況を確認してキャンセルする

送信すると、AI Studioはキャンバスに画像のプレースホルダーを置きます。画像が完成するたびにサーバーが各プレースホルダーを更新するため、複数画像では全部の枠が終わる前に使える結果が見えてきます。

処理中のプレースホルダーでも、選択と削除はできます。編集、プレビュー、ダウンロード、複製、コピー、ロック、サムネイルの操作は、結果が完成するまで使えません。

キャンセルするには、次のようにします。

  • 処理中の画像プレースホルダーを1つ削除すると、その枠をキャンセルします。
  • 依頼に含まれる画像プレースホルダーをすべて削除すると、画像タスク全体をキャンセルします。
  • キャンバスを削除すると、そこで続いている生成も停止します。

生成にかかる時間は依頼によって変わります。プレースホルダーに進行状況が表示されている間は、同じ依頼を再送信しないでください。

画像生成が期待どおりに動かない場合

問題確認すること
参照が反映されない参照番号と残すべき要素を明記し、無関係な参照を外します。
文字が間違っている、読めない高精細を選ぶか、文字量を減らすか、最終的な文字は編集できるキャンバスオブジェクトとして追加します。
拡大するとぼやける下書きの出力は1Kのみです。標準か高精細で再生成します。
構図は正しいが形式が違う再生成前に比率を明示します。
一部の画像だけ完成する完成した結果は残します。複数画像のバッチは枠ごとに進むため、失敗した枠があっても成功した画像を削除する必要はありません。
プレースホルダーが処理中のままプレースホルダーにまだ進行状況が表示されているか確認します。更新が止まっている場合は、キャンバスを更新してプレースホルダーがまだあるかを確認します。同じ高コストの依頼を重複して送信しないでください。
クレジットでブロックされたワークスペース管理者にお支払いでクレジットを追加してもらい、再試行前に枚数と画像品質を見直します。
結果が一般的すぎる画像品質を上げる前に、見る人、構図、参照、ビジュアル表現、制約を追加します。

サポートに問い合わせる場合は、キャンバスのリンク、おおよその依頼時刻、選んだ画像品質、枚数、スタイル、比率、プロンプトの要約、画像参照を選択したか添付したか、クレジットがブロックされたか消費されたかを伝えてください。共有の許可があり、サポートから必要と明示されない限り、非公開の顧客画像やソースファイルは送らないでください。

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